日本ユニバーサル電気 日本ユニバーサル電気 特殊部品から精密機器に至る、あらゆるニーズに対応します
 

コイルとは?....Ⅰ:電流による磁界の発生


MENU

Ⅰ:電流による磁界の発生

Ⅱ:コイルの性質 Ⅲ:コイルの用途・種別



電流による磁界の発生1電流による磁界の発生2

図1

コイルとは電気(電流)が流れる際に発生する磁気作用を、機械運動、高電圧発生等へと応用される機能部品です。
一般にコイルとは電線を輪状に巻いたものを指します。



図1のように1本の電線に電流が流れるとその電線を中心に同心円状に磁界が発生します。その磁界は電線に流れる電流の向きや大きさによって変化します。

いま電流の大きさをI〔A〕
磁界の強さをH〔A/m〕
電線の中心からの半径をr〔m〕とすると


のように、磁界の強さH〔A/m〕は電線中心からの半径r〔m〕に反比例しています。
また電流と磁界の向きについてはよく「右ねじを回す」場合の対応関係 に例えられます。(図1)。

この直線状導体を図2のように、巻くことでさらにコイル内部の磁界は強められます。それは隣り合う電線間の磁 界は互いに逆向きなので打ち消されますが、 コイルの内部においては磁界の向きが同一になり、磁界が密になることによります(図3)。
この電流と磁界、それらの向き・大きさの時間変化を要素にコイルは様々な電気機器へと応用されています。



電流による磁界の発生3

図2



電流による磁界の発生4

図3


コイル試作、製造承ります。コイルのページへ

『こんなコイルが欲しいのだけど・・』
『設計はしたが作る冶具がない・・』
そんな場合は弊社コイル試作にご相談下さい。

業務部 042-393-1241(代表) E-mail : info@jpuni.co.jp
日本ユニバーサル電気株式会社


TOPに戻る